日本の風俗嬢たちがこぞって海外へ出稼ぎにいった結果、日本人女性の希少価値は急落。圧倒的に供給が需要を上回り、スカウトたちは仲介業者にかけあって海外に風俗嬢を売り込むような様子となった。
女の子の手取りもどこの国でもほぼ一律で60分2万円までに下がり、鬼畜なスカウトに当たった場合は1万2000円あればいいほうとなった。シンガポールに行ってもマリーナベイサンズで過ごすことはできず、ゲイランにある「アジア人専門」の売春宿で中国人たちと一緒に身体を売るしかない。ほかの国でもチャイナタウンの隅にある中国人ママ経営の売春宿で、「アジア人」として在籍することになる。
「梅毒が流行るのも当たりまえですよ」
コロナ禍前までは日本人女性といえば「外国人がわざわざ抱きに来る」ような存在であったが、いまは「日本人と中国人なら日本人のほうがAVっぽいことできそう」くらいの感覚でしかない。
ならば海外など行かずに吉原や川崎のソープランドで働いたほうがマシなのではと思ってしまうが、それでもまだまだ海外出稼ぎ案件はオイシイ仕事なのだという。
「日本の男は60分コースなら60分ギリギリまでネチネチ楽しもうとするじゃないですか。でも海外だと60分コースといいつつ射精したら10分かそこらですぐ帰るんですよ。だから手取りとしては2時間で手取り4万円の高級ソープとそこまで変わらないうえにお茶を引くことがありません。ニューヨークのチャイナタウンで今年(2022年)働いてた子はスカウトにだいぶ抜かれたみたいですが1か月で500万円もらっていました」
海外の客は自分から必ずコンドームを着ける
最終的にもらえるお金が思っていた額よりも少ないかもしれないという不安はあるが、客とは言葉も通じないので会話もしなくていいからラクなのだという。2週間の仕事なのでリピーターを付けようと頑張る必要もない。
「それと日本の男はすぐに『ナマでやろう』って言ってくるじゃないですか。風俗嬢もチップもらってナマでやっちゃうんだから、梅毒が流行るのも当たりまえですよ。海外の客は自分から必ずコンドームを着けますからね」
海外出稼ぎから帰ってきた女の子はみんな、「日本人のほうがよっぽど下品だよ~」と口をそろえて言うらしい。
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