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マジックミラーに囲まれた店内で水着姿のAV女優が…
「ここは、SODが開発したAV撮影用の車両『マジックミラー号』がコンセプト。店内がマジックミラーに囲まれ、水着姿のトップAV女優が給仕するという形態でした。看板メニューは“パイ揺れマティーニ”。シェイカーと同時に胸も揺らしながらカクテルを作り、客の目を釘付けにしていた。他にも、甘栗入りのジントニックの栗を割り箸で触ると女優が喘ぎ声を出すなど、性的なサービスが人気でした」(前出・記者)
店はコロナ禍でも繁盛していたという。
「AVは役者同士の“濃厚接触”が欠かせませんが、感染対策で撮影に制約が出て制作本数も減少。昨年3月期は50億円台まで売上高が急減していました。そうした中、SOD LANDでの接客は女優の配置転換としての役割も担っていた。店は、今年3月までの2年半で約6億円の売上高があったとされます」(同前)
捜査関係者は次のように語る。
「“風俗専門刑事”が集まる保安課は最近、バニーガールが接客するバーを摘発するなど取り締まりを強化していた。SOD LANDにはこれまでも指導が入っていたが、営業を継続。悪質性が高いと判断し、逮捕の時期を計っていたのです」
今回の摘発を受け、胸ではなく、社内が揺れている。