高級外車にタワマン…ヴィトンだけではない散財先
「佐藤は21年3月にも妻に〈我々はルイ・ヴィトンジャパンで5本の指に入る客みたいよww〉とメッセージを送信。ヴィトンからと見られる約2000万円の注文連絡を転送し、〈イッたねぇ~wwここまで来たらとことんイッてやる〉とも記していた」(同前)
散財先は、ヴィトンだけではない。資料には〈シャネルで240万円買わせてもらいました!〉という妻の報告に対し、〈どーぞー〉と佐藤が軽く返信するやり取りも残されていた。
「逆に佐藤が1000万円以上するレクサスのSUV『LX600』を注文したことを明かすと、妻が〈凄いな。私。フェラーリもあるのに〉と応じるやり取りもありました」(同前)
さらに、佐藤は4億円を超える港区高輪のタワーマンションを購入。他にも、鎌倉市や名古屋市、沖縄県名護市など各地に10軒以上の不動産を購入していたが、
「昨年8月に不正が発覚し、解雇された。同じタイミングで、いずれの不動産にも楽天モバイルを債権者として、東京地裁が仮差押命令を下しています」(同前)
捜査関係者が解説する。
「捜査二課も佐藤と妻のメッセージのやり取りを入手している。これらを不正な手段で得たカネだとの認識を示す有力な証拠と位置付けており、佐藤は実刑の可能性が高いと見られます」
佐藤夫妻の楽天的な豪遊生活は終わりを告げた。