シリコンバレー×東京の町工場
Alix40 9万6000円/2020年
シリコンバレーの起業家が日本に移住し、東京の町工場と協力して作り上げたという異色の来歴を持つキーボードがAlix40です。
40%かつ真ん中で折れ曲がったようなコンパクトでニッチなデザイン、全アクリル削り出しという珍しい外装、東京の町工場の手作業による特殊なグラデーション染色技術、という他とはひと味もふた味も違うコンセプトで設計され、$560という本体価格にも関わらず限定100台が即日完売となるほど人気を博しました。
キーボードそのものだけでなく、その制作背景まで含めたストーリーが商品となる、極めて自作キーボードらしい一品です。もちろん打鍵感や打鍵音も独特でかつ心地よく、キースイッチやキーキャップを含めると約10万円に迫る価格以外は非常に愛らしいキーボードになっています。
左右に分かれたらもっと使いやすくなる?
Fortitude60 2万1000円/2019年
日本国内の自作キーボードを語る上で外せないのが「左右分離型」と呼ばれるジャンルのキーボードです。文字通りキーボードの中央で半分に分かれたような形状をしており、離れた左右の手でよりリラックスした姿勢でタイピングできることが特徴です。
Fortitude60は筆者が設計したキーボードであり、コンパクトなキー数と形状、アクリル板を組み合わせた立体的な筐体の形状が特徴のキーボードです。ネジを使用せず、アクリル同士の凹凸によって組み上げられる筐体は、パズルのようなユニークな印象を与えます。