──「フラッシュバッカー」は、改めてセルフカバーしてみてどうでしたか。
音羽-otoha- ちょっと油断してたんですよ。喜多(郁代)ちゃんというキャラクターが自分の身代わりになってくれて歌ってくれてるっていうワンクッションがあったので。セルフカバーをするって決めたのも自分ではあるんですけど、最初に書いたときはこの曲を自分で改めて歌い直すと思ってなかったので。ちょっと恥ずかしい気持ちもありつつ、でも大事な曲になったので、ちゃんと自分の表現としても残しておきたいなという気持ちでした。
──この先には初ライブの予定も決まっていますが、どんなことを考えていますか?
音羽-otoha- 後悔のないように表現し尽くしたいなというのはあります。その会場で初めて目と目を合わせて伝えられる機会って、これからの人生であと何回あるんだろうなということも考えていますし。その日に全力を残していくというくらいの気持ちで挑もうかなと思っています。
──この先の目標や、見据えているビジョンはありますか?
音羽 音楽だけにとらわれず、できる限りの表現方法をやっていきたいなと思っていて。絵を描くことも好きだし、苦手でしたけどダンスも始めているので。他にも自分でも気付いていない、思いついていない表現方法もまだまだ世界にはあると思うし、ありとあらゆる表現方法を尽くしてやっていきたいなと思います。シンガーソングライターでもないし、ギタリストでもないし、イラストレーターでも動画編集の人でもないけど、逆にそのすべてでもあるみたいな、そういうマルチなアーティストになっていきたい目標はあります。
──こういう風景が見てみたいとか、立ってみたいステージとか、そういうのはありますか?
音羽-otoha- 大きいステージに立ちたいとか、アリーナでライブしたいとか、そういうのはあんまりなくて。自分がワクワクしてないと周りの人をワクワクさせることはできないと思うので、誰も見たことがない風景を見せたいというのが一番ですね。