「見てるよ!」「見てる。絶対見なくちゃだよ!」「見ないわけにはいかない!」「(同名の)使命感だよ!」
どハマりしていた。2人は見逃し配信サービス「TVer」で見返すなどしてストーリーについて考察して楽しんでいたという。
2つのコラボメニューの正体は…
ドラマとのコラボメニューも作られた。
「放送前に『THE TIME,』が取材に来てくれたご縁で、“コラボベーグル”を作らせていただくことになったんです。その名も『VIVANT』。第1話を観て、ドラマの世界観を踏まえて“お食事系ベーグル”と“スイーツベーグル”をそれぞれ2種類作りました。前者は40センチの長いチョリソーを折って、カレーパウダーが入っている生地をぐるぐる巻きにした“VIVANTの渦に巻き込まれていく”イメージ。
後者はドラマカラーである赤と黒をイメージしたスイーツです。黒はチョコレートの生地、赤はフランボワーズ(きいちご)でホワイトチョコとクリームチーズも入れました」(寿美子さん)
コラボベーグルはドラマ放送期間に合わせて9月16日まで期間限定で販売。毎日50個を焼き、44日間売り続け、なんと総計2200個が完売した。“お食事系”と“スイーツ”という全く異なる2種のベーグルは「二面性がある主人公の乃木憂助(演:堺雅人)みたい!」とお客さんからも好評だったという。
「コラボベーグルは一番最初に作っていたのでドラマが終わるのは残念です。でも、ウチのお店は以前は〈ヴィヴィアン〉とか〈ヴィヴァント〉とか読み方をよく間違えられていたのですが、ドラマのおかげで〈ヴィヴァン〉と間違えられないようになりました(笑)」(万美子さん)
そんな2人は、大ヒットしたドラマの続編を密かに期待しているのだという。
「今回作っていた2つをまた作れるかもしれない。あと、新しいものも作りたい。そのパンの名前はもちろん……『べっぱん』です!」(2人)