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魚の持ち込み最終受付時間という“タイムリミット”

 ようやくアタリが出た。カワハギほどの重量感はないが小気味よい引き。上がって来たのはアカササノハベラだった。

ベラは堤防釣りの代表的なゲスト魚

 ベラ科の魚は見た目がカラフルでゲスト魚としての認識が高く、関東ではリリースされがちだが、実は美味しい。迷うことなくキープ!

 続いて本命の高級魚! オオモンハタが釣れる。しかし、こちらは小型であったため残念ながらリリースだ。

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30cmを超えていれば“勝ち確”だった

 続いて壁沿いに仕掛けを投入すると瞬発力のあるアタリがコツコツと続く。

 根魚ではないと感じたとおり、オオスジイシモチやクロホシイシモチが入れ食いになる。から揚げにしたら美味しいのではないかと思ったが、「いや、今回の狙いはカワハギとイシダイだ」と、すでにベラを確保している私は、さらなる高みを目指すべくリリース。アタリを得たい一心でこのまま足元を狙っていると、餌取り(魚)に時間を費やしてしまう。ここで仕掛けを大きく変更した。

 魚の持ち込み最終受付は13時半。そして、12時を過ぎたところでの釣果はアカササノハベラのみ。22Lのクーラーボックスを持ってベラ1匹の持ち込みは精神的なダメージもある。何とか魚種を追加したい。

 そこで周りの様子を見てみると、ウキフカセ釣りの方が撒いたコマセにコアジが無数に寄っていた。