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いざ、実食!

 料理サービスは受付時間である11時~13時半までに釣りを終えて、熱海港海釣り施設のスタッフさんに申し出る必要がある。土日祝日はお店が混んでいるため、できるだけ早めに申告した方が良いだろう。

お店は提携店から選べる

 また、サービスのルールとして釣った魚だけでなく、メインのお料理(定食や丼もの)も注文しないといけない。提携店は5店舗あるので、それぞれのメニューを見て店舗をスタッフさんに伝えよう。行先が決まれば魚を持ってお店へ向かうのみだ。

 今回選んだお店は海鮮丼や地魚の煮つけなどを提供する「海鮮食楽市場」。

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市営の駐車場に停めて徒歩3分

 施設から5分ほどで行ける熱海市中心部にある海鮮料理屋で、平日にもかかわらず大繁盛していたが、大将が一匹ずつ丁寧に調理法を提案してくれた。

 1品目はアジのお造り。

小さな魚もプロの料理人にかかれば全く見劣りしない華やかな仕上がりに

 では、いただきます。

 釣りたてで鮮度がよくコリコリとした食感が良い! アジの香りも強く、小さくてもしっかりした存在感がある。現地で食べるメリットはまさにこの美味さにある。お造りの調理代として1000円かかるものの、数匹まとめての価格なのでアジはたくさん釣っておきたいところだ。

 2品目はアカササノハベラのから揚げ。

フライドチキン並に厚めの衣をまとって登場

 関東ではリリースされることも多いベラだが、お味はいかに……。

 衣はカリッと身はふわっとして美味い! ベラ科の魚は身の繊維が細かく空気を含んだように軟らかく、それでいて味がしっかりしているので、衣の味付けに負けることなくベラの旨味が感じられるのだ。同じベラ科のキュウセンなどは大きくなれば歩留まりもよく、塩焼きで食べればさらに身の美味さが実感できる。から揚げ調理は5匹ほどまとめても500円とのことだ。