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「わたしゃ、心配だよ」末延さんの母親の“心配事”とは

 教育熱心な両親の元、地元の難関校である国立大学の付属小学校を受験し見事合格。在学中にはクラシック音楽コンクールで最高位を受賞した。中学校卒業を機に、バイオリンを極めるために上京すると、桐朋女子高校を経て桐朋学園大音楽部演奏学科に進学。音楽漬けの日々を送った。

「大学卒業後の2008年にプロデビューを果たすと、クラシックのみならずポップスやロックの分野でも活躍。美しい彼女を芸能界が放っておくはずもなく、すぐに見初められて古舘伊知郎さんの芸能事務所に所属した」(前出・音楽関係者)

 舞台上で映える165センチの長身でロングヘアを振り乱し、バイオリンをかき鳴らす演奏スタイルで一躍脚光を浴び、プロのバイオリニストとして大きく成長した末延さん。しかし、近隣住民は母親が娘についてある“心配事”を口にする場面に遭遇したという。

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「プロになってしばらくした頃、お母さんが『麻裕子には本当に男っ気がないのよ。わたしゃ、心配だよ』と話していたんです。あんなに美人でオーラもあるのに、なぜ? と思ったけど、羽生さんと結婚したわけですからね……やっぱりすごい子だったんですよ」

羽生結弦 ©時事通信社

 19年の共演から4年。人知れず愛を深めていった羽生と末延さん。かつて好きなタイプを聞かれた時は、「凛とした女性」「性格はキツイ感じの人がいい!」と語った羽生だが、

「末延さんは天才肌ですが気難しいところはなく、おしゃべりが大好き。一方で、ステージ衣装が『セクシーすぎる』など揶揄されても自分のスタイルを貫く、芯の強さも持っている。彼女は復興支援にも熱心で、参加したチャリティーコンサートでは羽生さんがエキシビションで演じたことのある東日本大震災復興支援ソング『花は咲く』を演奏したことがあるとか。こうした彼女の姿勢に心を打たれ、結婚を決めたのではないでしょうか」(女性誌記者)

 二人の結婚を誰よりも祝福しているのは、夫なき後、一人で彼女を見守り続けてきた母に他ならないだろう。しかしながら、その母は「秘密を貫くため、娘の結婚相手を親戚にも明かさない徹底ぶり。週刊誌からの直撃もにこやかに対応するものの、決して多くを語らない」(同前)