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「妊娠は難しいかもしれない」31歳で若年性更年期障害、35歳で脳動脈瘤…病に侵された元グラドル・川村ひかる(44)が語る、出産までの壮絶な道のり

川村ひかるさんインタビュー #3

2023/12/09
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――お子さんは今はおいくつですか。

川村 今やっと小学1年生になりました。本当に元気で可愛くて仕方がないですね。毎日彼のために弁当を作ってます。朝5時半くらいに起きて、毎日息子の弁当を作るのがとても楽しみです。

 主人と2人で二人三脚で治療してきたとの思いもあるので、本当に今でも溺愛しています。

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息子を溺愛しているという川村ひかるさん

現在は妊活マイスター、分子栄養学のカウンセラーに

――いまは経験を活かし、妊活マイスターもされていますね。

川村 一般財団法人内面美容医学財団(IBMF)が主宰の資格で、私はそこの講師を5年くらい担当しています。子どもって欲しいからできるのではなく、ある人にとっては授かること自体が奇跡なので、若い頃からいろいろと知識として知っておくのは、すごく大事だと思います。

 あと不妊の原因は女性の年齢ばかりがクローズアップされますが、実際は6割が女性で、4割は男性が原因なんですよね。そういうことをもっと世の中の方に知っていただけたらと思います。

――ほかにはどのようなお仕事をされているんですか。

川村 今は、分子栄養学のカウンセラーをメインにしています。分子栄養学は細胞の状態を栄養素で整える治療法です。

 産後の貧血によって体調不良になり、分子栄養学で回復したことからのめり込んで、勉強して資格も取りました。今は医療機関で血液検査のデータを基に、食事のアドバイスやサプリメントの飲み方などのアドバイスもしています。

 分子栄養学をもっと一般の方に知ってもらうために、今は、新しい会社を作る準備もしています。

撮影=細田忠/文藝春秋

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