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2位 1,118P    サンドウィッチマン「日本の人間国宝であってほしい」

2.サンドウィッチマン 公式サイトより

 昨年に引き続き、2位に君臨したのは、サンドウィッチマン。漫才のおもしろさもさることながら、「人の中傷ではなく、正統派の漫才をするので、見ていて楽しい」(57歳・男性)と、他人を攻撃しない笑いやその人柄の良さにも多くの支持が集まりました。また、2011年以来、東北復興の支援を地道に続けている誠実さを、高く評価する人も多かったです。

「未だ高校生のようなノリで、ラジオで下品な事を言いながら、上下関係に厳しく社会性を身に着けていて安心して見てられる」(56歳・男性)

「芸人としてだけでなく、東北の復興に力を入れてたり病院ラジオという番組で表にガツガツ出るのではなく裏方のように引いた仕事もできるからコンビで大好きです」(54歳・女性)

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「人の中傷ではなく、正統派の漫才をするので、見ていて楽しい」(57歳・男性)

「地元仙台の芸人というだけでなく、殴ったり、蹴ったり、人の身体的欠点をあざけり笑い、いじめてそれを、お笑いとする関西系芸人にはない正統な漫才師であること、人を傷つけそれを笑いのネタにしてそれをお笑いイコール漫才であるとの勘違いの風潮を打ち破ってくれた功績は大きいです」(63歳・男性)

「話すスピード、落ち着きが見ている方として安心します(若手の方の話すスピードにだんだん遅れをとる年代になったようです)」(53歳・女性)

「様々なランキングでも上位にランクインし続けているので、ベスト3に入るのも納得です。司会にネタにひな壇に、何をしてても丁度いい! そんな芸人だと思います」(24歳・女性)

「仲良しおじさんで見てて愛くるしい♡ 漫才コントどのネタも天才的に面白い」(25歳・女性)

「強面な顔とは逆に優しいお兄ちゃんみたいで2人のトークも面白い」(47歳・女性)

「コンビ仲の良さが画面からも伝わるくらい関係性の良さが好きだ。また、子ども達と一緒に見ていて唯一安心できる芸人」(42歳・男性)

「圧倒的いい人感。見た目に反して、発言に不要な毒がないところが良い。『貶す笑い』をしないし、倫理観がしっかりしているのだろうなと思わせる。2人が仲良しなのも好き」(32歳・女性)

「これだけ周りのスタッフやお客さんに気遣いができて、なおかつ2人の仲の良さが崩れない芸人さんはいない。その上、ネタはネタでいつ見てもめちゃくちゃ面白い。よく知っている王道ネタでも笑わずにいられない。日本の人間国宝であってほしい」(60歳・女性)

「お年寄りから子供たちまでうける年齢層も幅広く、それもあってオンエアの放送局も幅広い。また芸人からも好かれている感がある。震災の募金活動もまだ続けており、彼らのまじめさが好感を持たれる理由だろう。『博士ちゃん』は近来まれにみる秀逸な番組と思われる」(73歳・男性)

「東北大震災の時の印象が強く残っています。これからも頑張ってほしいです」(60歳・男性)

「現在も新鮮さがあります。新ネタにも工夫があるし 面白さが持続しています。YouTubeつい見ますね。新作旧作問わず」(74歳・男性)

「普通に芸人として面白いという以上に、2人ともお互いを好きな感じが良い。仲が悪そうな感じが伝わってくると嫌になる」(59歳・男性)

1位 3,302P ニューヨーク「人間のダサさを愛して面白がるニューヨークの目線が大好き」

1.ニューヨーク 公式サイトより

 圧倒的な得票数で2023年の王者となったのは、ニューヨーク。2021年から1位をキープし、見事V3を達成しました。投票期間中に公式YouTubeで応援を呼びかける本気の姿勢で、終盤に一気に票を伸ばしました。シニカルで毒にあふれた笑いに加えて、「長いものに巻かれず、自分たちの感覚や視点を持ったままテレビに出ている感じがしてよい」(41歳・女性)という媚びない姿勢が支持を集めました。

「世の中を斜めに見ているというよりは自分たちも含めた人間のダサさを愛して面白がるニューヨークの目線が大好き。ニューヨークがなんて言うか知りたいと思わせてくれる。売れて華やかになっても中身は変わらないところも良い。適度に階段を登って行ってくれるのでずっと追いかけて応援したくなる」(47歳・女性)

「トゲがあってダサいところが好き」(31歳・男性)

「天才ぶらない。いい人ぶらない。苦労人ぶらない。仲良いアピールしない。好感度のために猫を被ることなく、自然体で堂々としているのが、逆に好感的。ツッコミ担当はいじられ役で愛嬌ある感じ出す人が多いけど、屋敷さんはいじられ役に逃げない珍しいポジション。嶋佐さんはボケというより、もはや『嶋佐』という新ジャンル。誰も予想しないことをしてくれる。まだ科学で解明できていない面白さがある。アンチに反応しないファンのリテラシーの高さも魅力的」(35歳・男性)

「追っているだけで、知らなかった世界にふれる機会が増え、いつもワクワクさせてくれるから飽きない。二人とも全く違う個性なのに、調和があって心地よい。ニューヨークが考えることに興味が湧く」(38歳・女性)

「ニューヨークの2人になら、自分のしょうもない人生ですらも何か引き出してくれるのではないかと思っています。それくらいゲストの魅力を十分に引き出すトーク力、雰囲気は他の芸人になく唯一無二です。今は色々な番組の一芸人としての出演が多いですが、いつか必ず天下を取るのはニューヨークに決まっています」(32歳・女性)

「今や売れっ子芸人になり、芸能界の中核にいるにも関わらず、ずっと自然体なところ。ゴールデンタイムの番組でも、ネット配信でも、いい意味で肩ひじ張らずのびのびとやっていて、みていて楽しい」(22歳・女性)

「他人の魅力を引き出す力、みんなの深層心理で思っている絶妙なラインのモヤモヤをコントに昇華するのがこの2人ならではの切り口でとても面白い。最近始まったジョンソンでは特に屋敷さんのコメント力が素晴らしく、例えで出てくるワードセンスがとても印象的。嶋佐さんはラヴィット!での活躍など、他の芸人さんをみても似たような人がいない、唯一無二の存在感があって嶋佐さんしか生み出せない笑いがある」(31歳・女性)

「『おもろいもの』に対してのアンテナの張り方が凄い。いつも参考になる。トークでゲストの面白い部分を引き出す傾聴力が並外れている。知らなかった面をいつも知ることが出来てゲストを好きになる」(25歳・女性)

「最近テレビでよく見る。同世代なので言っていることに共感ができる」(36歳・男性)

「2019年M-1からファンになり、みために反して控えめな二人が、やさぐれたりビビったりしながら自力で芸能界を駆け上がっていく姿をずっとみていたい。人間力が素晴らしいコンビなので、ネタはもちろんですが、インタビューやアーティストさんたちとのトーク番組なども始まってほしいです」(50歳・女性)

「嶋佐さんにしか出せない奇想天外なボケと屋敷さんの客観的な視点でズバズバ物を言うツッコミが好きだから。聞き上手でネタの視点も彼ららしく毒をつきながらも的を得ていて面白い」(16歳・女性)

「毎年このランキングでは嘘みたいに思われていますが、私は応援していてワクワクする芸人さんずっと1位です。叩かれることも多く嫌いな人も一定数いるのでしょうが、好感度を求めて媚びを売ることもなく本人達のやりかたを貫くことで支持層は静かに着実に広がっていると実感します。人の話を聞き出す力は芸人随一でそこからライブやテレビの企画等に派生することも多く相変わらず追っていてワクワクする存在。ジョンソン始めメディアの中心にも擁されることも多くなり来年の活躍もさらに楽しみです」(46歳・女性)

「二人とも感覚が一般人に近いところ。身内や応援してくれる人たちのことは全力で守るという強い気持ちが見えるところ。嶋佐さんの味のある歌も屋敷さんの刺すような突っ込みも大好きです」(58歳・女性)

「予測不能な飄々としたボケの嶋佐と空間把握能力が非常に高いキレのあるツッコミをする屋敷のバランスが最高。単独ライブも毎年楽しみにしています。あまり天下を獲ることに関して大阪芸人ほどはっきりと明言は避けるシャイなおふたりですが、生粋の東京吉本出身のニューヨークが天下を獲った世界を見るまで死ねません」(46歳・男性)

「漫才、コントどちらもクオリティが高く面白いから。年に1回開催している単独ライブは今年1万人を動員し、東京公演にはたくさんの著名人が見に来ていて、お2人の芸能人オーラを昨年よりも感じた。また、バラエティはもちろん、オーディション番組や東京ガールズコレクションのMCなどを2人でこなせる面も素晴らしいと感じるから。YouTubeにも力を入れており、とても後輩想いな動画が多い。毎週生配信しているラジオも楽しく聞いています。直接お話できる機会もあり、その際にお2人ともしっかり目を見て笑顔で話を聞いてくれたり、屋敷さんが自ら手を差し伸べて握手をしてくださったりなど、とても紳士的な面もあるのだと知ったから」(20歳・女性)

「ニューヨークは『毒と偏見』などと言われているが、感じた違和感に対する素直な好奇心と愛があるところが好き。ジョンソンでの一番下からガンガンいけるポジションはニューヨークにあっていると思うので、更なる大爆発を期待してます!」(40歳・女性)