巨大な網を使った豪快な漁！
今回は「四つ手網 田中」さんで四つ手小屋を予約した。
小屋に入ると前述した快適な空間が用意され、圧倒的な“ツレの部屋感”を醸しだしている。何度か利用したことのある私にとって、昔から変わらない間取りは実家のような安心感さえある。
海に面した窓からは児島湾を一望できるのだが、それを遮るような存在感の四つ手網が目に入る。外側から見るよりも大きく感じ、「これはやはり漁業なのだ」と再認識させられる。とはいえ、これほど大がかりな網でも操作は非常にシンプルで、窓際に吊るされた工事現場にありそうなボタンを押すだけ。
「上」で網を引き上げ、「下」で網を海中に下ろす。テクニックは不要で子供や女性でもラクに操作できる。
明るい時間でも四つ手網を楽しむことができるが、集魚灯があるため四つ手小屋が本領を発揮するのは夜だ。
日没を待って網を引き上げてみよう。
