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 就任の話を聞いた時は大泣きしてしまって。すぐにお父さんに電話して伝えると、お父さんも声を震わせて「よかったね」と言ってくれて。それが一番嬉しかったですね。「ヤングジャンプ」の表紙の時もそうだったんですけど、お父さんが喜んでくれるのが1番嬉しいです。

浜松で写真集の撮影をするのが夢

ーー浜松市としても本当に観光大使をやりたい人が来てくれて嬉しいでしょうね。

なな茶 就任式の時も泣いてしまって。市役所の方も「こんないいエピソード聞けると思わなかったです。本当にやってもらってよかったです」と言ってくれました。

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 もともと勝手にTikTokだったりで浜松をアピールしてたんですけど、それを公式でできる。今も浜松に毎月帰っているので、いろんなお店を観光大使ですって言って、動画撮らせていただこうかなと思ってます。

©杉山拓也/文藝春秋

ーー芸能活動として全体としてはどんな夢がありますか。

なな茶 観光大使が夢だったので、正直燃え尽きている部分もあります(笑)。まだ紙の写真集を出していないので、写真集を浜松で撮ってみたいです。お茶っ葉で胸を隠すとか、鰻を巻いてみるとか。

ーー写真集が海外でなく、国内で撮りたいというのはなな茶さんらしいですね

なな茶 海外で活躍してみたいというのも少しあります。TikTokのフォロワーはインドネシアの方が多いので。あとYouTubeだとアメリカの方が多いですし、海外でもお仕事をしてみたい。私のファンの人っていい人しかいないので、ファンの人と一緒に何か作り上げたいですね。

ファンが大好きだから、ファンの人と結婚したい

ーーファンを大事にされてますよね。

なな茶 売れないアイドルの頃からイベントやライブ配信をしても絶対ファンは誰かいてくれました。今から配信します、と言って来てくれる人なんて普通いないじゃないですか? そんな男性ってファンしかいないと思うので大事にしなきゃって思うんです。

©杉山拓也/文藝春秋

ーーインフルエンサーでもアイドルでもファンを大事にしない人って結構いますよね。

なな茶 もうあり得ないですね。裏垢だったり楽屋だったりで、ファンに対してキモいとか言ってたり。私なんか、この年になってよりファンのことが大好きになりましたね。 年の功かもしれない。イベントを開くたびに思います。

 ガチでこういうこと言うと信じてもらえないんですけど、ファンの人と結婚したいんです。本当にファンが大好きなので。