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私生児として生まれ、高級娼婦となり社交界へ…国王の“最後の愛人”ジャンヌの波乱に満ちた生涯 「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」を採点!

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〈あらすじ〉

 18世紀半ばのパリ。私生児として生まれたジャンヌ(マイウェン)は、その知性と美貌を活かして高級娼婦となり、社交界に進出。国王ルイ15世(ジョニー・デップ)にも一目で見初められ、国王最愛の公妾として、ヴェルサイユ宮殿の“女性の頂点”に君臨する。

 しかし、ルイ15世の娘たちは、宮殿のマナーやルールを守らないジャンヌが不満。そして、マリー・アントワネットが王太子妃として迎え入れられたことを機に、ジャンヌの立場が揺らぎ始める。

〈解説〉

“最愛王”ことルイ15世の最後の愛人の波乱に満ちた生涯を描く。『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』など監督作も多い俳優のマイウェンが、監督・脚本・主演を兼任。116分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆ヒロインはルイ15世の愛人だが、その物語よりも、宮廷のインテリア、儀式の数々、ファッションのほうが見ごたえあり。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆衣裳や美術は華麗でも、性愛と政治の入り組んだ力学は描き切れていない。ヒロインとサド侯爵は同世代人のはずだが。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆娼婦ジャンヌの笑みは驚きの下品さ。だが悲しみや怒りの表情は知的。自己表現の天才だったのではと思う演出に拍手。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★☆☆ある種の力業だが、マイウェンの自作自演には異様な切迫感と陶酔感があり捨て難い。ジョニデは泥沼裁判の疲弊が……。

  • 洞口依子(女優)

    ★★☆☆☆フランス王に纏わる作品はなぜこうも合成甘味料の味わいか。絢爛な衣裳や髪型、調度品に囲まれたマイウェンとデップも謎。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
©Stéphanie Branchu - Why Not Productions

INFORMATION

ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(米)
2月2日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開
https://longride.jp/jeannedubarry/index.html

私生児として生まれ、高級娼婦となり社交界へ…国王の“最後の愛人”ジャンヌの波乱に満ちた生涯 「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」を採点!

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