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実際に利用すると、細かい配慮にも気づく。たとえばシャワーはレバーを戻さない限りお湯が出続ける。シャワーヘッドは高い洗浄力と節水機能を持ち併せ高機能と評判の「ReFa」製だ。

「頭髪を洗っている時に止まると小さなストレスを感じると思います。自動停止に比べて水道代はかかりますが、これも快適性を重視した結果です」(同)

ドーミーイン池袋の独自サービスが、浴場内に「ポカリスエット」があること。備え付けの紙コップに自分で入れて好きなだけ飲める。発汗した後の身体に心地よい。(※ 2月8日以降は、ポカリスウェットの提供から脱衣所でのドリンクサーバー設置に変更。ポカリスウェット、リアルゴールドなど選べるように。)

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いつでも大浴場が使える

長時間の営業も持ち味だ。多くの施設で「15時~翌日10時」(サウナのみ深夜1時~5時は停止)となっている。以前、仕事仲間と競合ホテルの大浴場付き施設に宿泊したことがあるが、23時頃に営業終了となり、酒好きの相手は酒場巡りで利用できなかったという。ドーミーインならホテル帰着が深夜でも利用でき、朝風呂も楽しむこともできる。

「長時間ご利用いただけるのは喜ばれますが、サウナは設備点検とお客さまの安全性から深夜は止めさせていただいています」(平山さん)

無料でアイスや乳酸菌飲料を提供しているのも人気だ。従業員がアイデアを出し、採用された結果だという。池袋では、エレベーターを降りると真っ先にアイス置き場に行くお客もいた。

多くの施設では、ご宿泊のお客様に大浴場をご利用して頂きたく各部屋にシャワー室のみ設置している。大浴場利用者が多く、部屋のシャワーを使わないままチェックアウトする宿泊客も多い。

朝食に「ひつまぶし」が出る

「朝食」も長年の寮運営で培った経験を進化させてきた。

「各施設の立地の特徴を生かした朝食を提供するのがモットーです。ドーミーイン池袋では“町中華”が多い池袋の特性を考え、中華メニューに力を入れました。焼き餃子やシューマイ、チャーハンの他、中華小鉢もたくさんご用意しています」(平山さん)