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 昨年、水原氏は大谷選手に、賭博で作った借金を肩代わりするよう頼んだというのだ。その時のことについて水原氏は、「大谷選手は明らかにハッピーではなかった。そして、もう2度と私がこのようなことをしないよう、私を助けると言った」「彼は私のために返済すると決めた」と話している。

 そして、「翔平が賭博にまったく関与していなかったということを知ってほしい。私はこれが違法であるとは知らなかったということを知ってほしい。私は教訓を学んだ。スポーツ賭博は2度とやらない」と訴えている。

水原氏の借金は2022年末時点で100万ドルを超えていた

 そもそも、水原氏はボウヤー氏とどこで出会ったのか? ESPNによると、二人は2021年、サンディエゴにあるポーカーゲーム場で出会い、水原氏はその年の終わり、賭博を始めた。しかし、水原氏は負け続け、借金は2022年末までに100万ドルを超えて、さらに膨らんで行ったという。

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「私は賭博が下手だ。2度とやらない。勝てなかった」「自分で穴を掘ったのに、その穴はどんどん大きくなり、そこから抜け出すためにはより大きな賭けをしなければならなくなり、負け続けることになった。雪だるま式のようなものだ」

 負け続けて借金が雪だるま式に増え続けたために、さらに賭博を続けたということか。

©時事通信

 また、ESPNによると、水原氏は、大谷選手が借金の返済に同意した後、自身のコンピューターでログインし、水原氏の見守る中、数ヶ月にわたって(賭博運営者に)電子送金をした、送金の説明欄には、ボウヤー氏が「ローン」と入れるように言ったことから「ローン」と記したと話している。

 さらに、「なぜ、大谷選手はボウヤー氏ではなく水原氏に直接お金を渡さなかったのか?」との質問に対し、水原氏は「大谷選手は、お金に関して私を信用していない」「彼(大谷選手)は私が賭博で金を失くすことを望んでいなかった」「私は大谷選手にお金を返すと話した」などとも話している。