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レンコン畑、パナソニックの城下町…モノレール延伸後の「門真市」には何がある?
門真市駅に戻る。この駅は、門真市やパナソニック、またららぽーとの玄関口であるだけでなく、モノレールと京阪電車の乗り継ぎも担う。京阪電車沿線、たとえば枚方やら寝屋川やらに暮らしている人たちも、伊丹空港を使うときにはこの駅でモノレールに乗り換えるのだろう。
京阪電車のホームに降りる。日中には各駅電車しか停まらないのが玉にキズだが、それでも守口市駅では準急に乗り継げるし、そうすれば10分ほどで京橋駅へ。そのまま終点の淀屋橋駅に向かえば、地下鉄御堂筋線に乗り換えることもできる。
モノレールの延伸が実現すれば、ますます交通の便に恵まれることになるだろう。レンコン畑に始まった大阪郊外の低湿地は、パナソニックの城下町となって都市化した。そうした歴史の詰まった門真市駅。やはり、どの町にもドラマがあるものなのだ。
写真=鼠入昌史