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彼女のスマホに残された、おじさんとの生々しいやり取り

 モンクレール事件の後日、仲直りした2人はおうちデートを楽しんでいた。いつのまにか2人で寝ていたが、飲み過ぎていた池田さんは、気分の悪さで早朝に目が覚めてしまったそう。

「そのときに、吐き気とは別に無性に嫌な予感がしたんです」

 そう話す池田さんは、自然と枕元に置いてある彼女のスマホを手に取ってしまう。

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「お互いのロックの番号は知っていました。寝ている彼女の横で、ロックを解除し、恐る恐るLINEを開くと……。そこには、僕がまったく知らないおじさんとの半年以上にわたるトーク画面がありました。白髪混じりでちょっとハゲてて、中肉中背。推定60歳くらいで、おじさんというよりジジイですよ。そのジジイと彼女のやりとり、旅行の写真を見てしまったんです……」

※写真はイメージ ©AFLO

 彼女と相手の男性とのやりとりは以下のようなものだった。

男性 「早く、〇〇ちゃんに会いたい!」
彼女 「うん、私も会いたいよ♡」
彼女 「今月、家賃払えないかも…」
男性 「わかった!」「30万円振り込んだよ また足りなくなったら言ってね」

当時20代の彼女と、パパ活相手である60代男性のLINEのやりとりの再現(池田さん(仮名・31歳)の話をもとに編集部が作成。アイコンの画像=©AFLO)

 さらには、デートだけでなく生々しい旅行の記録まで残されていた。

彼女 「この前の九州旅行楽しかった!たくさん払ってくれてありがとう!また行きたいな!」(ツーショット写真とともに)
男性 「全然いいんだよ! 〇〇ちゃんと行けて幸せだった!」

 最愛の彼女と見知らぬ男性の親密な関係と金銭のやりとりを目の当たりにした池田さんは、ひとりトイレで嘔吐したという。

「愕然としましたよ。裏切られた気持ちですし、金額的にカラダの関係もあるんだろうなと。しかも、相手と九州に行く3日前まで、彼女は僕とも九州旅行に行っていたんですよ。旅行から帰ってきてから、彼女は普通に『今、仕事中だよ』とLINEしていたのに、まさかおじさんと旅行していたなんて……。

 とにかく、気持ち悪すぎました。その日は急用ができたと言って、すぐに家を出ました」