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2.飽きの来ない新しい取り組み(季節メニュー、コラボメニューなど)

・箱根そば:今若直樹さん

 幸いなことに、「豆腐一丁そば」やカレー味の「コロッケそば」などお客様には広く認知されており、楽しみにしているという声をよく耳にする。沿線の食材などを使った季節メニューの開発や他社とのコラボメニューなどの展開を今後とも増やして行きたい。メニュー開発はかなりの人数で行っている。

・しぶそば:浅野豊彦さん

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 幸いなことにコラボメニューの開発や新そば祭など、インパクトのあるメニュー提供ができている。季節メニュー開発は少数精鋭で行われており、まさに飽きのこないように心がけている。

・えきめんや:若林義明さん

 沿線の店では差別化を図る意味で、絶え間なく飽きのこないようなメニュー開発を断続的に行っている。他社に比べて新メニュー開発はかなり頻度が高いかもしれない。メニュー開発は弊社でも少数精鋭で行っている。三浦市のまぐろ料理の名店「くろば亭」さんもバックアップをしてくれた。「ラウンジカレー」も上質な味で好評だった。「そばゲティ」のような異色のメニューもどんどん開発していきたい。

3.クオリティUP(バラツキの改善)

 全員一致の意見として、店ごとそして時間による味の均一性などをどう進めるかは各社とも重要な案件で、普遍的な課題であり絶えず進めていく。

4.顔がみえる店(イベント、認知度アップなど)

・箱根そば:櫻沢達也さん

 今回ご参加の皆様から直接ご反応やご意見を賜り多くの収穫があった。「箱根そば」は来年60周年を迎える。先人達の努力の賜物を大切にしながらこれからもより大きく育てていくという意味でも、お客様の顔が見えるイベントは大いに役立つし、私ども社内でのモチベーションも上がる。

・しぶそば:浅野豊彦さん

 イベントのきっかけは「しぶそば」をもっとエモーショナルな店にしたいという社内の思いがあった。自分を磨き、仲間と力を合わせて楽しい職場を実現し自分たちの未来に向かって努力し続けるためにも、イベントで独自色を出していく。マスコミに取り上げてもらうのも重要だ。

・えきめんや:若林義明さん

 顔がみえる工夫は極めて大切。そうした意味でイベントを行うことには意義がある。検討していきたい。

提言などもあり各社熱い討論が繰り広げられた

座談会の結論は…

 座談会の結論として「駅そばはお客さんとのつながりを忘れてはいけない」ということになった。駅そばはお客さんにとってもう1人のトモダチでもある。そのつながりは何よりも大切なものである。

 楽しい時間はあっという間に流れ、「箱根そばフェス」も大盛況のうちに幕を閉じた。最後に経営陣からイベントの感想を聞いたので紹介しよう。