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使い方その1:サボりの痕跡を上司から隠す

 では実際に、お勧めの使い方をいくつか紹介していきます。ひとつは、他の人に見られては困る操作を、一瞬で隠す用途です。

 例えば、仕事中にネットを閲覧するなどサボりをしていた時、上司が後ろから覗き込んできたとします。この時、ペダルを踏むことによってすべてのウィンドウを非表示にする割当をあらかじめ行っておけば、何食わぬ顔をしてペダルを踏むことで、サボりの痕跡を瞬時に抹消できるというわけです。

 本製品を使う強みは、デスクの下で足を使って操作を行うため、操作したことを相手に悟られにくいことです。こうした機能は、別名「ボスが来た(Boss key)」と呼ばれることがあるほどで、Windowsよりも前、DOSの時代から根強いニーズがあります。USBフットペダルの用途を問われたら、まずこれが思い浮かぶ人も多いはずです。

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[Windows]+[Ctrl]+[→]を登録しておけば、仮想デスクトップの次の画面にすばやく切り替えることが可能になります
証拠隠滅のためにソフト自体を完全終了させるのであれば[Alt]+[F4]という選択肢もあります

 実際のキー割当としては、全ウィンドウを最小化する[Windows]+[D]でもよいのですが、これだと画面から一切のウィンドウがなくなるという、極めて不自然な状態になってしまいます。Windowsの仮想デスクトップで用意しておいた別の画面へと切り替える[Windows]+[Ctrl]+[→]のほうが、いかにも別の作業を行なっていたように偽装できてよいかもしれません。