自民党総裁選の真っただなか、もっと驚いたほうがよいのでは? というニュースが2つあった。
1つ目はこれ。
・自民「公平報道」を要請 総裁選、新聞・通信社に(9月10日共同通信)
《各社の取材は規制しないとした上で、インタビューや取材記事、写真の内容や掲載面積に関し「必ず各候補者を平等・公平に扱うようお願いする」とした。》
要はメディアへの介入である。新総裁が次の首相になるなら有力候補が何を考えているか、どんな人物なのかという報道が多めになるのは当然のことだ。
私は8月の当コラムで新総裁が誕生して解散総選挙をすることになった場合《自民党は今度はテレビ局に「公平中立な報道を」とけん制しまくる。お約束のこの振る舞いは今回も見どころの一つ。》と書いたが早々に的中してしまった。
自民党は2014年の衆院選の際、報道の公平性などを求める文書を在京テレビ各局に送っていた。差出人は萩生田光一筆頭副幹事長と福井照報道局長の連名。
あのときの「効果」についてメディアは萩生田氏に文書を送って尋ねてほしい。
続いての驚きのニュースはこちらだ。