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「あの嫁は掃除も何もできない」
健一被告の両親と志保被告の折り合いの悪さは異様に映っていたという。
「『あの嫁は掃除も何もできない』とお母さんがボヤいていました。両親はずっと健一さん夫婦の結婚生活が悩みの種でしたから」(同前)
一方で夫婦の資産家としての顔は事件以降、様変わりしているようだ。逮捕された翌月の3月11日付で、健一被告はホテルの運営会社「ホソヤ産業」の代表取締役を解任されている。
「ホテルはインバウンド需要もあって経営が好調。健一被告の顧問弁護士がホテルの運営継続のためにあれこれと動いていたそうです。事件の影響を考えてか、ホテルの名称は9月26日に変更されました」(ホテル関係者)
健一被告は美輝ちゃん殺害の現場となったマンションも丸々一棟所有していた。事件以前は細谷家が生活する部屋以外を賃貸に出していたのだが、
「殺人事件の現場ですから不動産価値が大きく損なわれてしまった。事件後、マンションの住民の退去が相次いでいます」(前出・父の知人)
事件の代償はあまりに大きい。