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Uberから降りて公園に向かうと、なんだか日本人の名前がたくさん彫られた石碑が...

 ダウンタウンには、アトランタオリンピックが開催された1996年、近代オリンピック100周年を記念した「センテニアル・オリンピックパーク」がある。Uberから降りて公園に向かうと、ニューヨークのセントラルパークのような、いかにも中心街にある公園という風情の緑地が広がる。

センテニアル・オリンピックパーク

 公園の入口にはお馴染みの五輪マークが鎮座し、観光客を出迎えている。青々とした芝生は綺麗に刈られ、木陰には芝生の上でくつろぐ人たちも見受けられる。リスが木々を伝って走り回っており、ピクニックをするには最高の環境だろう。

 ここには、アトランタ五輪で活躍した選手たちの「足跡」が残されている。公園の端の石に、アトランタ五輪でメダルを獲得した選手たちの名前が刻まれているのだ。せっかくなので、日本人選手の名前がないかを探してみる。

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野球日本代表の名前が刻まれた石

 探し始めてすぐに見つかったのは、野球日本代表の選手たち。チームスポーツなので、ローマ字でかかれた名前がいくつも並んでいて見つけやすかった。この時の野球日本代表はまだアマチュア選手で構成されたチームで、日本生命時代の福留孝介選手(中日→メジャー→阪神→中日)の名前も見てとれた。

 そして、有森裕子さんも「Bronze: Yuko Arimori JPN」としっかり刻まれていた。

有森裕子さんの名も

 綺麗に整備された公園は、アトランタ市民の憩いの場であり、かつてアトランタ五輪で栄冠に輝いた選手たちを静かに讃えていた。