――ちなみに、早稲田大学に進学した理由は?
onodela とりあえず、都内で一番いい私立の大学を目指していたんです。それで早稲田大学と慶応義塾大学を受けて、どちらも合格して。早稲田のほうがより自由な校風だと感じたのと、国際分野に強かったのもあって、早稲田を選びました。
早稲田大学入学後、アイドルデビューが“取り消し”になったワケ
――大学入学後、実際にアイドルのオーディションを受けるんですよね。
onodela 2018年に大学生になって、4月にはオーディションを受けました。しかも、そこで合格したんです。
――それは、ステージ上で脱退宣言をしたグループではなく?
onodela 別のアイドルグループです。本当はそこでデビューするはずだったんですけど……。
――なぜそのグループでデビューしなかったのですか。
onodela 当時の自分は、本当に何もわかっていなくて。4月にオーディションを受けて、5月にデビューするのが決まって。夏にデビュー予定だったんです。
でも私は、8月から9月の大学の夏休み期間中、海外へ行く予定だったから、帰国してからライブに出ようと思っていたんですよ。2か月出なくても、帰ってきてから頑張れば問題ないと思って。
で、2か月経って帰国したら、事務所の人から「ほかの子はもうデビューしたけど、あなたはできないよ」と言われて、びっくりして。
大学1年の冬に、ステージ上で脱退宣言をしたグループに合格
――事務所の人には海外へ行くことを伝えていたのですか?
onodela 伝えていたんですけど、私があまりにも非常識なことを言うから、「この子は話が通じない」と思われたのか、特に何も説明されなかったんです。いま思えば、当時の私は本当にバカな考え方をしていました。
夏のデビューは流れてしまったのですが、アイドルの夢は諦められないから、秋からまたオーディションを何個か受けて。大学1年の冬に、ステージ上で脱退宣言をした例のグループに合格したんです。
――2018年度の冬に合格して、2019年6月にデビューするんですよね。で、2019年7月にあのステージ上での事件があったと。
onodela そうなります。
――アイドルになりたい夢をご両親に隠していたそうですが、デビュー後に報告したのですか?
onodela いや、言ってないですね。