〈あらすじ〉
アメリカとの国境に近いメキシコの都市マタモロスでは、麻薬と殺人が日常化。ホセ・ウルビナ・ロペス小学校では教育設備も教員の意欲も不足し、学力試験の成績は全国最下位だった。
2011年、地元出身の教師フアレス(エウヘニオ・デルベス)が赴任し、6年のクラス担任となる。彼のユニークで型破りな授業により、生徒たちの学習意欲は飛躍的に向上。しかし、兄がギャングのニコや、幼いきょうだいの世話に追われるルペなど、生徒たちはそれぞれに問題を抱えていて……。
〈解説〉
1人の教師が全国最低レベルのクラスを全国トップの成績に導いた実話を映画化。監督・脚本はこれが長編2作目となるクリストファー・ザラ。本作はメキシコで年間第1位のヒットを記録、サンダンス映画祭で映画祭観客賞を受賞。125分。
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中野翠(コラムニスト)
★★★★☆初日から突飛な授業で驚かす。教えるのではなく、生徒に考えさせる。子どもの可能性を信じた授業。実話という強み。
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芝山幹郎(翻訳家)
★★★★☆難敵に直球で勝負する正攻法だが、コーナーを外さない制球力が見事。狭い空間と広い空間のコントラストも印象的だ。
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斎藤綾子(作家)
★★★★★新任教員が子供たちの好奇心を揺り動かす場面で己の記憶が溢れて落涙。苦しい日々が当たり前じゃないと子供たちに。
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森直人(映画評論家)
★★★★☆真っ当な理想を貫こうとする良心作。柔靱な楽観と腰を据えた骨太さ。きつい環境の中でも輝く子供達の顔が素晴らしい。
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洞口依子(女優)
★★★☆☆カメラが貧困な土地や生徒を捉えると教師役が感傷的に傾く。毛色違えど『台風クラブ』の映画的壮観さが欲しくなる。
- もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
- 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
- 料金の価値は、あり。★★★☆☆
- 暇だったら……。★★☆☆☆
- 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
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型破りな教室(メキシコ)
12月20日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開
https://katayaburiclass.com/