第一印象から「なんか違うな」
「やっぱりジャニーズで育った子たちって、特有のオーラがあるんだなと思いました。練習に取り組む姿勢がよかったり、いわゆる“ジャニーズ系”と言われるような清潔感があるんです。候補者のみなさんは、まだ見慣れていないからか、第一印象から『なんか違うな』と思ってしまって。
ジャニーズは、デビュー前にジュニアとして一定期間練習を積みます。この制度によって、もともとイケメンであったり、スキルをもっていたとしても、さらにレベルの高い人たちがゴロゴロいるという厳しい環境に早くから放り込まれて磨かれていく。たとえば『ビジュアルでは○○くんに敵わない』と思ったら、どうすれば、どうやればもっと魅力的に見えるかって死ぬほど考えてがんばって、その姿に心を打たれるし、魅力的に映るんです。
候補者の中にはアイドル経験がある方もいますが、一般人として生きてきた人も多い。女性を泣かせた過去もあるんじゃないか、などと考えるとお金は出せませんよ……」(Aさん)
菊池風磨さんも「(今回のオーディションでデビューできるとしたら)ものすごい飛び級」と話していたように、壮絶な研鑽を重ねても、デビューをつかめるのはほんの一握り。ならば、同じ事務所で長く努力してきた人が報われるべき、というのがAさんの考えです。
「どうせなら私たちがよく知っていて、太鼓判を押せる子たちの中から選んで! と言いたいです」(同)
ジュニア経験を積まずにデビューすることに複雑な思いを持つファンも
ジュニアを推していたBさんは、タイプロを複雑な気持ちで眺めています。
「私の推しはジュニアでしたが、先日事務所を離れました。彼は人気もあり “ジュニアのどのグループよりも先にデビューしたい!”と熱意も持っていたのに、辞めてしまったんです。彼だけでなく、『デビューを待つか、辞めるか』と揺れているジュニアは、今でもたくさんいると思います。
それなのに、もしオーディションで選ばれた一般の人がデビューしたら、立場的にはジュニアより“格上”になるし、もしかしたら歴の長いジュニアがバックで踊らされることになるかもしれません。そういう、真面目にがんばってきた人が屈辱を味わうようなやりかたは、どうなんでしょうか。timeleszのみなさんには幸せになってほしいですが、候補者のみなさんは新メンバーに選ばれたとしても調子に乗らないでほしいです」(Bさん)