1月9日、20代女性とのトラブルをめぐる一連の報道について、中居正広(52)が公式サイトで《トラブルがあったことは事実》と認め、謝罪した。昨年末、本件について報じた「週刊文春」の記事を一部配信する。

(初出:「週刊文春」1月2日・9日号。年齢、肩書は当時のまま。記事全文は「週刊文春 電子版」で配信中) 

中居正広の所属事務所「のんびりなかい」公式サイトに掲載された「お詫び」

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 2023年6月、20代女性X子さんと中居の間で深刻な性的トラブルが勃発。心身ともに大きなダメージを負った彼女は、仕事を辞めざるを得なくなった。「今でも許せない」。X子さんは小誌にそう漏らしたが……。

 12月19日夕刻、東京都内の雑居ビルから姿を現した彼女の足取りは軽かった。手にはルームウェアブランド「ジェラートピケ」の紙袋を下げている。充実した日常が音を立てて崩れた、あの日から1年半。彼女はようやく第二の人生を歩み始めていた。

「“加害者”もフジテレビに対しても私は許してない」

 この日、小誌記者は帰路を急ぐ彼女に取材を申し込んだ。一瞬立ち止まり、耳からイヤホンを外した彼女は「私の口からは一切話せません」と繰り返す。だが、質問を重ねると、胸の奥にしまい込んだ感情が溢れ出した。

「“加害者”もフジテレビに対しても私は許してないし、怒ってる気持ちももちろんあるし……」

中居正広 ©時事通信社

 芸能関係者のX子さんが終始“加害者”と呼ぶ男性こそ、元SMAPの中居正広(52)である。

 バラエティ番組「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)、「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ系)など多数のレギュラーを持ち、2024のテレビ出演数は約220本。名実共にトップタレントである中居のスキャンダルを「女性セブン」が報じたのは2024年12月19日のことだった。