「このまま意地を張っていたら、これまで応援してきた歴史に空白ができてしまう」と思ったAさんは、恐る恐る『タイプロ』を見始めました。
「最初のほうは、やはりイラッとしてしまいました。でも、観てもいないのに批判も何もないよね、と思い直して。結果、見事に惹きつけられて2日で全部観きってしまいました。timeleszのメンバーと候補生、彼らの真剣な姿に心が動かされましたし、私は何を頑になっていたんだろうって後悔もしましたね。
今は候補者のなかに気になる子もいて、ファン仲間とも『どうなるだろうね?』と楽しく話しています」
新生timeleszが目指すもの
メンバー増員を叶えてtimeleszが目指すもの。それは一言でいうと「売れる」ことです。彼らは「国民的アイドルグループ」になるのが夢だと折に触れて語ってきました。
まだ達成できていない「5大ドーム制覇」、ひいては「国立競技場でのライブ」の開催も明確な目標となるでしょう。ちなみにこれまで国立競技場にはSMAPや嵐らが立ち、今春はSnow Manがライブを予定しています。
菊池さんは、「(今まで事務所が培ってきた)文化は大事に、(けれど)自分たちができる挑戦や、壊せるものはどんどん壊していく」と語っています。
メンバー増員オーディションという新たな試みを実現。さらに、メンバー数の概念も塗り替えるという可能性もあります。
事務所で最大人数のグループとなる可能性も
現在活躍中のグループで、デビュー時に最大のメンバー数を数えたのはHey! Say! JUMPの10人です。次いでNEWS、Snow Manの9人、関ジャニ∞(当時。現SUPER EIGHT)の8人が続きます。
最終審査まで「(新メンバーの人数も)決めていない」とのこと、ファイナリスト8人全員が加わることもあり得ます。そうすれば、STARTO史上初の11人グループが誕生します。
メンバー選定にあたり、「上手い下手ではなくて、僕たちとどれだけ共鳴できるか」(菊池さん)、「(これまでの)グループ活動にリスペクトを持ってくれているか」(松島さん)、「人生を賭けているので、妥協してこの子かな? で入れる予定はない」(佐藤さん)と、timeleszは語っています。
これまでまみえることのなかった現役アイドルと候補者が融合するという、全く新しい形で生まれる新timelesz。一体どんな姿で現れるのか、刮目して待ちたいと思います。
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