3月13日発売の『週刊文春』の名物連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」に、THE ALFEEの3人が登場。デビュー51年目に突入した今も変わらぬ仲良しトリオが、爆笑トークを繰り広げた。
(ジ・アルフィー ミュージシャン。1973年に高見沢俊彦、坂崎幸之助、桜井賢によって結成。翌74年にシングル「夏しぐれ」でデビュー。83年にシングル「メリーアン」が大ヒット。その後も日本の音楽シーンを代表するバンドとして活躍中。2025年4月より全国ツアー「THE ALFEE 51st Anniversary Spring Celebration」を開催。)
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「お前が歌うんかい!」とツっこまれ…
阿川 遅ればせながら、50周年おめでとうございます。そして昨年末の紅白歌合戦、もう大感動でした。
桜井 なんか「お前が歌うんかい!」って言われてるらしい(笑)。
坂崎 それが一番話題になったね。
高見沢 真ん中が歌うと思いきや端にいる桜井が歌うという。初めて見た方はインパクトがあったみたいで。
坂崎 僕らの時代ではよくあったんです。ビートルズでも、ジョン・レノンやポール(・マッカートニー)が端っこにいたり、イーグルスも横一列で並んで、ドラマーが歌ったりしてましたから。
阿川 今回の紅白は41年ぶりの出場なんですって?
坂崎 41年のブランクは最長記録みたいです。
高見沢 久々に出たら、雰囲気が随分変わってましたね。初めて出た時は、歌謡界の大御所の皆さんがいっぱい出てらして。あとで聞いたら、当時三波春夫さんは60歳だったそうです。さらに村田英雄さんに至っては54歳だったと。今、僕らは70歳ですから、年下だったの!?って驚きました。
坂崎 あとあの頃って、紅組・白組それぞれに大編成のフルバンドがいたんですよ。それも今との違いですね。