3月13日発売の『週刊文春』の名物連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」に、THE ALFEEの3人が登場。デビュー51年目に突入した今も変わらぬ仲良しトリオが、爆笑トークを繰り広げた。
(ジ・アルフィー ミュージシャン。1973年に高見沢俊彦、坂崎幸之助、桜井賢によって結成。翌74年にシングル「夏しぐれ」でデビュー。83年にシングル「メリーアン」が大ヒット。その後も日本の音楽シーンを代表するバンドとして活躍中。2025年4月より全国ツアー「THE ALFEE 51st Anniversary Spring Celebration」を開催。)
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「高校の時に既に派手だった」
阿川 高見沢さんが貴公子のような見た目になったのっていつからなんですか。
高見沢 僕、高校時代に流行っていたグラムロックが好きで。T・レックスやデヴィッド・ボウイ、スレイドとか。THE ALFEEでデビューして、少しずつバンドサウンドになり、エレキを持つようになってから、グラムロック的な少し光り物が入っている衣装を着るようになったんです。
坂崎 フォークスタイルの時は普通でけっこう地味だったんですよ。
阿川 逆に坂崎さんはもじゃもじゃで派手だった。桜井さんは高見沢さんの恰好を見た時どう思ったんですか。
桜井 いや、驚かないですよ。だって高校の時に既に派手だったから。眉毛も剃っちゃってたんですよ。
阿川 ええっ!?
桜井 帰りが一緒になった時になんか隠そうとするので顔を見たら、眉毛がないんですよ。絶対不良だろうと思いきや勉強が出来ると聞いて。
阿川 成績がよかったんですか。
高見沢 ええ。もう雲泥の差ですよ。
桜井 私、泥(でい)ですから(笑)。