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すき家の救世主になるかもしれない“超意外メニュー”
とはいえ、実はすき家も牛丼以外で力を入れている領域がある。それが「ドリンク・スイーツ」である。
すき家では2007年からフェアトレードコーヒーを提供しており、近年は「すきカフェ」というラインでスイーツやドリンクメニューを充実させている。常設メニューの「Sukiシェイク バニラ」に加えて期間限定のシェイクやティードリンクを販売しているのをご存じない読者も多いだろう。
もともとすき家はファミリー向けに店舗を拡大してきた歴史があり、例えばシェイクであればドリンクメニューをブラッシュアップする中で生まれた。現在までに10種類ほどの期間限定シェイクが登場しており、手ごろな価格や牛丼店らしからぬ見た目から人気を博している。
これらのメニューは一部店舗限定だし、知名度もまだまだ低い。とはいえ24時間営業を廃止した今、アイドルタイム含め昼間にカフェ需要を創出できる心強い商品群であることは特筆しておきたい。コメや牛肉価格の先行きが不安視されるなか、こうしたスイーツ・ドリンク商材のシェアを広げていく「一部カフェ化」も一つの手ではないか。
牛丼店ではなくカフェとしてすき家を利用するのが当たり前になる、そんな将来も意外にあるかもしれない。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。
