「50ぐらいになったらちょっと苦しくなってくる」
――仕掛けるとは具体的には?
ゴー☆ジャス この間のエイプリルフールでも「ゴー☆ジャスのアニメがスタートします」という投稿したんですけど「本当にそうなったらいいな」くらいの幸せな嘘で。それも半年前から準備してたんですよ。作画をイラストレーターのつなこ先生にお願いして。それはもう反響がすごかったです。僕の作戦としては、このフェイクが誰かに届いて本当にアニメ化したらいいなと。しかしいまだにオファーはなし(笑)。
――ゴー☆ジャスのアニメ化、ありそうですけど。
ゴー☆ジャス 僕は今年で47歳で、宇宙海賊は5億歳まで生きるのでそういう意味ではまだ赤ちゃん、まだまだバブーなんですけど、50ぐらいになったらやっぱりちょっと苦しくなってくるじゃないですか。なのでこのフォルムを実写からアニメにずらしていきたいなって考えているんですよ。
――声はゴー☆ジャスさんが担当するのですか?
ゴー☆ジャス いや、30代くらいの人気声優さんにやってほしいです。若い人にロングコンテンツとしてやってもらいたいから。
――そうしたら本当に5億歳まで行けますね。
ゴー☆ジャス (笑)。こういうことを考えるのも僕が売れてないからなんですよ。ブレイクしてしまったら、自分で調べたりもしなくなっちゃうでしょうし。しなかったからこそ今があるなと思ってますね。
芸能界の待遇格差は……
――芸能界の待遇格差はものすごくシビアだと思うんですけど、そのことでショックを受けたことは?
ゴー☆ジャス 僕はあんまり感じないようにしてますね。この間は『モンスターハンターワイルズ』というゲームのプロモーション撮影で、武藤敬司さんと一緒だったんです。僕はカプコンの仕事も長いから、とにかく武藤さんに気持ちよく収録してもらおうっていう気持ちが芽生えちゃって。12月に半袖での撮影で、寒かったので、武藤さんだけでも早く終わらせて。僕は絶対NG出さないようにしてました。
――もはやスタッフ側の気持ちですね。
ゴー☆ジャス 「芸能人」ってなっちゃうとスタッフさんとの仲間感もなくなっちゃうじゃないですか。僕も一スタッフで、ちょっと出てるぐらいの感じのほうが円滑に回るし。撮影楽しかったし、武藤さんに会えてうれしかったし。
