――どんな服が「一緒に歩けない」と言われたのですか。
じゅの バブルスーツでしたね。紫色で、肩パッドが入ってて。でも、私は審査してなんて頼んでないから、「知らんがな」って感じじゃないですか(笑)。
――普段からバブルスーツを着ることも多いのでしょうか。
じゅの はい。例えば、私の同級生のお母さんは、バブル世代の方が多いので、友だちのおうちに遊びに行くときはバブルスーツやボディコンを着ていくことが多いですね。そうすると「懐かしい!」って盛り上がるんです。
逆に、きちんとした場所に行く時は、きれいめのワンピースやスーツを選びます。帝国ホテルに倍賞千恵子さんのトークショーを観に行った時は、白くてシンプルなツーピースのレトロスーツにしました。レトロ服といっても、いろんなタイプがあるので、TPOに合わせて選んでいます。
「自宅には2つの衣装部屋がある」3000着のレトロ服を収納するために自宅を改装…家族の反応は?
――ただ、3000着もあると収納が大変そうです。
じゅの 実は、衣装部屋を作るために自宅を改装しました。今、自宅には2つの衣装部屋があって。屋根裏の衣装部屋には約1000着、最近作ったもう1つの衣装部屋には約2000着と、帽子や靴、アクセサリーなどを収納しています。
最近作った衣装部屋は、寝室だったところなんです。洋服が増えすぎて、でも大量の洋服を保管できる部屋ももうなくて。そこで、我が家で一番広かった寝室を改装して、衣装部屋に作り変えたんです。
「じゅのの将来への投資だから」と言って協力してくれる家族には、感謝しかありません……。
――ご自宅には、昭和レトロをイメージしたお部屋もあるそうですね。
じゅの 1階には1980年代の女の子の部屋を再現したスペースがあります。ファンの方からいただいたモンチッチや、昔のお稽古バッグ、ポットなどを飾っていて。もう、物でいっぱいです(笑)。
2階には1960年代のリビングを再現したお部屋を作りました。畳についたて、ちゃぶ台にブラウン管テレビ、扇風機が置いてあります。
――昭和の雑貨や家電は、どうやって集めているのでしょうか?
じゅの メルカリやヤフオク、あとは東武百貨店で時々開催される「昭和レトロ展」などで見つけています。私はインテリアとして集めているので、動かなくても問題ありません。だから、意外と安く手に入れられるんですよ。


