周りの芸人も写真集を出す流れになって…
――周りの芸人さんの反応はいかがでしたか。
アンゴラ ありがたいことに私の写真集が売れたことによって、女性芸人のみならず男性芸人も、どんどんみんな写真集を出させられています。みんなどんどん脱がされる状況になってきていて。空気階段の(鈴木)もぐらさんがタイムマシーン3号の関(太)さんと一緒に写真集出したり。
――そうでしたね。あの写真集も話題になりました。
アンゴラ もぐらさんが「アンゴラ村長を目指します」ってコメントをしてくれてうれしかったです。
「芸人に新しい文化を持ち込みやがって」みたいに思われてるんじゃないかなって不安もあったんですけど、オダウエダの小田(結希)さんが「素敵だし、自分ができることは全部やったほうがいい」って言ってくれたんですよ。あと「ちゃんと新ネタを毎月作ってるんだから大丈夫」って。
――毎月新ネタってすごいです。
アンゴラ 自分の中でも、毎月3本ずつでもネタが増えていくっていうのが一個心のお守りになってます。「だって、別にネタ面白いし」って、そう言えるぐらい自信がついたんですよ。なので、そこでひるまなくなったかなって思います
――自分の中での軸がしっかりしているから、何か攻撃されても大丈夫。ワンカップにはいかない。
アンゴラ ワンカップにはいかない。そうですね(笑)。
生まれ持った顔で生きているだけ
――今、ルッキズムに対しては、率直にどのようなお考えでいらっしゃいますか。
アンゴラ 私は生まれ持った顔で生きているだけなんですね。半年に1回SNSで「こいつは男に媚び売って、女友達が少なそうな顔だ」なんて叩かれても。
――そうですよ。『ノノガ』に登場したリリックを借りれば、「生まれ持った顔ポーカー」。
アンゴラ そうですよ。生まれ持った顔ポーカーなのにそんなこと言われる筋合いないし、私は別に男に媚び売るために飲み歩いたりとかしてない。毎日こんなにパソコンに向かってネタ書いてるのに、とか思ったりしちゃうんですけど。
すごくいい意味で、こういう顔でこういう体型だからこそ今回の写真集を出せたというのがあって。私、ずっと持てるもので勝負してきたなって思うんですよ。




