名前はよく聞くけれど、降りたことはない“ナゾの駅”には何があるのか? これまで250駅以上を訪ね歩いてきたライター・鼠入昌史さんが歩くのは、上越新幹線の停車駅。
大学のパワーを感じる本庄早稲田、田んぼの中にぽつんと佇む浦佐、なぜか道路が茶色い長岡、とにかく暑すぎる熊谷……。「文春オンライン」スタートから続く人気連載より、上越新幹線の“ナゾの駅”をピックアップしてご紹介します。
新潟県
上越新幹線「とき」の“ナゾの途中駅”「長岡」には何がある?
この町にやってきて抱いた最初の印象は、「茶色い町」というものだった。 新潟県長岡市、人口約25万人を抱える新潟県第二の都市。その玄関口の長岡駅は、上越新幹線も停まる立派なターミナルだ。上越新幹線「と…

上越新幹線「とき」で利用者最少の“田んぼの中のポツンと新幹線駅”「浦佐」には何がある?
上越新幹線「とき」に乗って、新潟県を目指す。東京駅を出てから群馬・新潟の県境を跨ぐまでは意外と早くて1時間ちょっと。いわゆる「国境のトンネルを抜けると~」の上越国境だ。 ただ、冬場なら窓の外は雪国な…

群馬県
湘南新宿&上野東京ライン“ナゾの終着駅”「高崎」には何がある?
東京の人は、北関東といったら宇都宮と高崎が二大都市だと思っている。 どちらも誰もが聞いたことのある都市だし、それぞれ宇都宮線と高崎線という路線があるし、ともに新幹線のターミナル。だから、北関東の町を…

埼玉県
上越新幹線の“ナゾの途中駅”「本庄早稲田」には何がある? 早稲田大学のパワーで新幹線駅ができた?
唐突で恐縮だが、筆者は早稲田大学とはまったくと言っていいほど縁がない。研究者の取材で訪れたことが何度かあるほかは、大学入試のセンター試験を早稲田キャンパスで受けたことくらい。早稲田とはほとんど縁遠い…

JR高崎線“日本のいちばん暑い駅”「熊谷」には何がある?
暑い時期には暑いところに、寒い時期には寒いところに行くのが旅の王道だと勝手に思っている。そしていまは夏である。ならば南国、宮崎だとか鹿児島だとか沖縄だとか……もいいが、いまはだいたい日本中どこに行っ…

“埼玉県でいちばん知名度のある駅”「大宮」には何がある? 県庁所在地じゃないナゾは…
大宮駅は、埼玉県では最大のターミナルである。 東北・上越・北陸新幹線が乗り入れ、在来線ではJR宇都宮線(東北本線)に高崎線、川越線、京浜東北線もやってくる。JR以外でも東武アーバンパークライン(野田…



