「仕事で成功するのが幸せだと思っていたけど…」沖縄に移住して変化した“価値観”
――その間、収入はどうしていたのですか。
朝比菜 2025年4月に立ち上げたYouTubeチャンネルが、6日で収益化できたんです。今はインフルエンサーとしても活動しながら、三線やYouTubeで生計を立てられたらと思っています。
――移住生活で“価値観が変わる”という人もいますが、朝比菜さんは?
朝比菜 地元の仙台や埼玉で暮らしていた当時は、誰かに認められたり、お金を稼いだり、仕事で成功するのが幸せだと思っていたんです。
でも、沖縄へ移住してからは「大好きな仲間たちと一緒に、大好きな自然に触れて、大好きな沖縄で生活できているだけで幸せ」と思っています。
朝起きたら海に浸かって、夕日を見に行って、夜は海辺で星を見て寝る生活を送る中で、幸せの本質に気づくことができたんです。
「税金は払っているのか」「パパ活してるんじゃないか」と言われることも…
――SNSのコメント欄では「税金は払っているのか」「パパ活してるんじゃないか」など、手厳しい意見も来るそうですね。
朝比菜 アンサー動画を出してからは、あまり言われなくなりました。税金はちゃんと払っているし、パパ活はしていません(笑)。
他には「勤労の義務を果たしていないんじゃないか?」という意見もあるんですけど、それに対しても一言あります。例えば、義務教育だとしても、学校に行きたくない子を無理に通わせるのは違うと思っていて、同じように「働きたい人は働いて、働きたくない人は働かなくていい」と思っているんです。
それに働くといっても、何をもって「仕事」とするかは人によって分かれますし。私は「働きたくない」のではなく、自分のワクワクすることに目を向けているだけだし、やりたくなければやらないと割り切っています。
――もはや、雑念がない印象です。
朝比菜 そうかもしれません。旅がしたいので、ある程度のお金は必要ですし、お金を稼ぐことは好きです。でも、お金がなくても幸せです。ほぼ無職の生活でそれほど働いてもいないんですけど、うまくメリハリをつけて今の生活を続けたい。
幼少期には親に厳しく育てられて自己否定してきたし、ネガティブで病みやすかったんですけど、今はストレスもなくなりました。人間は悩みがないと脳で作り出そうとするみたいなんですけど、思い浮かんだとしてもたいしたことないです(笑)。




