言語を楽しく学べるアカウント「日本語先輩」の開設
――日本に閉鎖的なイメージを抱く外国人も多いかもしれませんね。
シンディ 日本に遊びに来てくれた外国の方が悪いイメージを持って帰国することになるのは残念だなって。私が世界中で助けてもらったからこそ、彼らにそれ以上のことを返したいと思って、日本で会社を立ち上げることにしたんです。
世界一周中に「日本語先輩/nihongo__senpai」っていう言語を楽しく学べるアカウントを始めたんですけど、私が日本の最初の窓口になって、「日本楽しかった!」「日本最高!」っていうイメージで帰ってもらえたら嬉しいな。
――「日本語先輩」は13万人以上フォロワーがいますね。
シンディ 世界一周をきっかけに、海外関連のお仕事も増えてきました。ただ、私の話す英語って“パッション(情熱)”なんですよ(笑)。パッションとこのキャラクターで成り立ってる感じなので、ちゃんとしたビジネス英語を学ぶために、今後は留学を検討しています。
彼のおかげで愛情を口に出すことの大事さを学んだ
――彼との関係性は、世界一周を経て深まりましたか。
シンディ 彼は私と出会ってから、毎日「愛してる」「結婚しよう」って言ってくれたんですよ。私は不器用な両親から愛情表現をうまく受けられずに育ったので、好きな人に「好き」と言えない性格だったんです。
だから、彼が「愛してる」「大好き」って言ってくれても、「ありがとう」しか返せなくて。それでも彼は、私に「愛してる」という言葉を強要せず、自分が想いを伝え続けたら、自然と彼女も「愛してる」と口にできるようになるんじゃないかと思って、ずっと“愛情”を注ぎ続けてくれたんです。彼のそういう愛の伝え方には本当に感謝していて、彼のおかげで愛情を口に出すことの大事さを学びました。
でも、時間は相当かかりましたね。1年以上かかって、彼から本当に守られてるんだって感じた時に、「私も愛してるよ。いつもありがとう」って言えたんです。今までそういうことを一切口にできないタイプで、一方的に「愛してるよ」と言ってもらうことに慣れてしまっていました。

