SNSでメイク動画が大バズりした一重モデル・インフルエンサーのサボンさん(21)が、一重まぶたにまつわる葛藤を明かした。「一重だからこそ生きるメイク」をモットーに美容について発信する彼女だが、かつては周囲の言葉に傷ついた経験もあるという。
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「一重のままじゃダメなのかな」と揺れた学生時代
高校に入ってからサボンさんは「かすり傷」「起きとる?」と目のことを言われるようになった。さらに「一重は負け組」という言葉も耳にした。
「中学時代の同級生と久しぶりに会ったときに『サボンってまだ一重だったん?』って言われたときは、さすがにイラッとしました(笑)」
実はサボンさん自身は、自分の目を嫌だと思ったことはないという。しかし周囲の言葉に流され、「一重のままだと、かわいくないのかも」と悩んだ時期もあった。
メイク術を調べようとSNSを見ても、タイムラインに流れてくるのは二重の人ばかり。わずかに見つけた一重のインフルエンサーのコメント欄には「アイプチはしないんですか?」「二重にしたらもっとかわいいのに」といった書き込みが。
「SNSを見れば見るほど『一重のままじゃダメなのかな』と不安になって、二重に整形することも考えたんです」
「まずは持って生まれた一重を楽しみたい」一重まぶたを活かしたメイクの研究にのめり込んだ
サボンさんは母親に「二重になりたい」「整形したい」と相談した。すると母親は「そんなに悩んでいるなら、高校を卒業したら整形していいよ」「サボンが楽しく生きられるのが一番だよ」と理解を示した。
だが最終的に彼女は整形を選ばなかった。「一重から二重になるのは簡単にできるかもしれないけど、二重を一重に戻すのは難しい」と考えたからだ。
「まずは持って生まれた一重を楽しみたい、一重の可能性を試してみたい」と決心したサボンさんは、一重を活かしたメイクの研究にのめり込んでいった。
今ではSNSでビフォーアフター動画を公開し、「ずっと一重がコンプレックスだったけど、サボンちゃんの動画を見て、自分もかわいくなれる可能性があると思えた」という声も多く寄せられている。
「メイクしてる自分も、すっぴんの自分も、どっちも本当の私、と考えられるようになった」と語るサボンさん。「自分が自分を好きでいられるような生き方をしていきたい」と今後の展望を語った。
<つづく>
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