今秋発売された新型iPhoneの中で異色と言えるのが、薄型軽量を前面に出した「iPhone Air」です。同時発売のiPhone 17シリーズと異なり、型番からあえて「17」という数字を省いているなど、Appleにとっても特別な位置付けの製品であることが分かります。
そんなiPhone Airは、小型スマホを求めるユーザにとって興味深い製品です。「6.5型」という画面サイズだけ見ると「小型」の定義からは外れていますが、小型モデルに共通する「軽い」「薄い」といった複数の要素が含まれており、ユーザが求める内容によっては、従来の小型モデルからの乗り換え先になり得る可能性は十分にあると言えます。
今回は、そんなiPhone Airを、現時点でiPhone最後の小型モデルとなっている「iPhone 13 mini」と比較します。iPhone Airは、小型モデルの乗り換え先に適しているか、適しているとすれば何らかの条件があるのかを、実機を用いてチェックしていきましょう。
「小型モデル」復活を待望するユーザが多いワケ
iPhoneのラインアップから姿を消して久しい小型モデルですが、いまなお復活を待望するユーザは絶えません。こうしたユーザのこだわりポイントは、主に2つに集約されると考えられます。
