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駅前に“国内初”の高島屋
といっても、駅前はライズに高島屋という巨大な商業施設に支配されているような一角だ。
ライズの北側の玉川通りを渡る交差点はスクランブルになっている。さすがに渋谷のスクランブル交差点ほどではないけれど、信号が青になればたくさんの歩行者が行ったり来たり。
玉川通りの西側は、高島屋がかなりのスペースを占めて鎮座している。
なんでもこの高島屋、1969年に開業した当時は“国内初の本格的郊外型ショッピングセンター”などと喧伝されたという。こういう○○初というのは言ったもん勝ちの向きが強い。
が、少なくとも東京近郊でこれほどの規模の商業ゾーンは他になかったのだろう。
開業時の高島屋はいまの駅の向かいの一角だけだったが、拡張を繰り返して規模を拡大。2010年にライズが開業してからも、半世紀以上にわたって二子玉川という町を個性づけるシンボルであり続けている。
そんな高島屋を横目に、玉川通りを北へ歩いてゆく。
するとほどなく、玉川通りの真上に巨大な高架の道路が見えてくる。二子玉川のすぐ北で分岐するバイパス道路だ。



