10月14日、東京・池袋にあるガールズバー「イーウェーブモーニング」の男性店長、鈴木()()()容疑者(39)と従業員の田野()()容疑者(21)が、同店の20代のキャストA子さんに売春を強要したとして、売春防止法違反(管理売春)の疑いで警視庁に逮捕された。

「店長の鈴木がA子さんに『お前はブスで売り上げが悪いから、体を売ってこい』などと言い、新宿・歌舞伎町の大久保公園周辺の路上でいわゆる立ちんぼをさせていた。カード型GPSを持たせ、『監視しているからちゃんと稼げよ』と脅していたそうです」(社会部記者)

ガールズバー店長の“鬼畜すぎる所業”とは? ※画像はイメージです(写真:maruco/イメージマート)

稼ぎが少ないと「もっと痩せろ」と殴られる

 毎日の“業務報告”を義務付けられ、7月までの3カ月間ほぼ休みなしで約400人に売春したとされるA子さん。

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 この間に受け取った計600万円は鈴木に電子マネーで送金するよう指示され、食事代として1日3000円を渡されるだけだった。

「A子さんは客からホテル代別で1万〜2万円を受け取っていたが、稼ぎが少ないと『もっと痩せろ』と鈴木に殴られ、体には数十カ所もの打撲痕があったそうです」(同前)

鈴木容疑者(日テレNEWSより)

 7月、捜査員が夜間に大久保公園周辺を巡回していたところ、長時間同じ場所に立ち、客に視線を送るA子さんを見つけ、客待ち行為の疑いで現行犯逮捕。

 取調べの中で鈴木らの所業が明らかになったという(A子さんは不起訴)。

「店は池袋駅北口近くのビル7階にあり、20代の女性が15人ほど在籍していた。以前は早朝営業の朝キャバのようなスタイルを売りにしていたが、最近は深夜も営業し、ごく普通のガールズバーといった雰囲気。オーナーは別にいて、店長は雇われだったと思う」(池袋の飲食店経営者)