アイドルグループ「ドラマチックレコード」の新居歩美さん(22)は今年3月、YouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」に出演し、“大喜利が強すぎるアイドル”としてブレイクしている。そんな新居さんに大喜利が強くなったきっかけから、現在の注目への思いや悩みについて聞いた。(全3回の3回目/1回目から読む)
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YouTubeで“大喜利が強すぎるアイドル”としてブレイク
――新居さんは現在、大喜利アイドルとして注目を浴びています。以前、取材で「王道アイドルのように顔で売れるタイプではないから、売れるなら知的アイドル」と話していたんですけど、その後、大喜利でブレイクしました。狙い通りですか。
新居歩美さん(以下、新居) はい(笑)。やっぱりそうじゃん! と思いました。大喜利で売れるとは思ってなかったんですけど、自分が売れるならサブカルかなって思ってました。
――もともとかなりのお笑い好きで、現在も小劇場に通っているそうですね。お笑いを見るきっかけはなんだったんですか。
新居 4年前くらいにランパンプスさんのファンだった香川時代の友達に誘われて、神保町よしもと漫才劇場に行ったのがきっかけでした。最初に見たのは寄席だったんですけど、トリで出てきたナイチンゲールダンスさんがめっちゃ面白くて。「こんなに面白い人たちが劇場にはいるんだ」と感動して。
そこからはナイチンゲールダンスさん、令和ロマンさん、9番街レトロさん、エバースさんだったり、神保町に出ている人たちを見るようになり、そこから吉本の別の劇場、他事務所のライブにも通うようになっていきました。
「ネタも感動しちゃうぐらい面白い」と絶賛するお笑い芸人とは?
――今はどのくらい足を運ばれているんですか?
新居 多い時は1年間で152ライブも行きました。最近はなかなか行けてないんですが、高円寺とか新宿のライブに行っています。10組ぐらい好きな芸人さんがいて、その中の3組が一緒のライブは面白さが確定しているので、よく行っています。
――特に好きな芸人さんは誰ですか。
新居 誰かを応援しているというより、めっちゃDD(誰でも大好きという意味)なんですよ。しいて挙げるなら、浅井企画のおおぞらモードさんはすごく面白いですね。最近コント師になられたんですけど、平場も安心して見られるし、ネタも感動しちゃうぐらい面白かったりするので。当たり外れが少ないので、ライブにいると安心します。

