「愛がいっぱいIカップ」のキャッチコピーでブレイクしたタレントの手島優さん。現在は1児の母でもある彼女だが、かつてのキャラは「9割嘘だった」と明かす。
「お前はブスなんだから、とりあえず脱げ」と言われ過激なグラビアに挑戦した新人時代から「一晩80万円」の愛人疑惑まで赤裸々に明かしてくれた。(全4回の2回目/続きを読む)
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「お前はブスなんだからとりあえず脱げ」と何度も言われて
――手島さんは21歳で19歳とサバを読み、グラビアデビューを果たしました。当時のグラビアは普通の方が想像するグラビアアイドルと、より露出度の高い水着を着る「着エロアイドル」に分かれていました。デビュー時、手島さんは着エロでしたね。
手島優さん(以下、手島) そうです、そうです。私はグラビアアイドルの予定だったのに、着エロアイドルのほうに行っちゃっていたので、嬉しさよりも「思っていたのと全然違う。こんなんじゃ女優さんになれるわけがない」と葛藤の日々でした。
――着エロ時代の2004年に出版されたファースト写真集「Angel Fruits」を拝見しましたが、写真の大半で水着すら着ていません。ニップレスでただ乳首を隠すだけのカットであったり、過激なシーンが半分以上を占めています。
手島 撮影の時も「やばい、布ってないの?」となりました(苦笑)。写真集を作るからちゃんと水着や衣装は着せてくれるんだろうなと思ったら違っていて。あさはかでした。
最後は布すらなくて光でしたからね。局所を光で飛ばして見えなくして、撮影は何もつけないで撮るという。ただ、その時はもう脱ぐことに麻痺っちゃってましたね。抵抗がなくなってました。
――明らかにおかしなことになっているんですが、事務所に文句などは言わなかったんですか。
手島 当時のマネージャーに「正統派グラビアの子みたいに、私も水着が着たいんです」と訴えたら「何言ってんだ! お前のその容姿と知名度で水着を着られるわけないだろ。有名になりたいなら露出しろ」と反論されて。芸能界のことを何も知らないので「そうなんだ」と思ってしまったんです。もう洗脳ですよね。「お前はブスなんだから、もうとりあえず脱げ」と何度も言われてました。

