通常国会冒頭で解散し、2月に投開票へ――。その報道は瞬く間に広がった。だが、党内への根回しも不十分で、解散すれば年度内の予算成立も困難。批判が渦巻くなか、なぜ首相は動いたのか。背景には最側近の疑惑があった。1月14日配信の「週刊文春 電子版」記事より一部を特別に無料公開する。
解散を決断した背景
高市早苗首相は読売報道から4日後の1月13日になってようやく、解散の意向を党幹部に伝えた。
首相が解散を決断した背景には、実は重大な理由がある。
「統一教会と自民党の関係が再び取り沙汰されていることです」(前出・デスク)
「週刊文春」が前号で報じた、フリーライターの石井謙一郎氏が入手した、統一教会の「TM特別報告」と題された文書。ここで明らかとなったのは、安倍氏や萩生田氏ら自民党議員と教団との想像以上の蜜月だ。TMとは「トゥルーマザー(真のお母様)」の略で、韓鶴子総裁のことを指す。
文書には、統一教会の会長だった徳野英治氏や天宙平和連合(UPF)ジャパンの議長だった梶栗正義氏が、教団本部に宛てた報告などが記載されている。高市氏も文書内では32回も登場。安倍氏が強く推薦している人物であるとして、〈高市氏が自民党総裁になることが天の最大の願いである〉(21年9月18日・徳野)とまで記されている。
「週刊文春」報道後、徳野氏は自らの報告が載った文書であることをXで正式に認めた。
この文書をさらに精査すると、高市氏の最側近議員と統一教会との知られざる接点が記されていた。
佐藤官房副長官だ。
《この続きでは「佐藤啓がひた隠す統一教会の電話かけ大会」や「麻生も萩生田も知らなかった“冒頭解散”の相談相手」など衆院解散の裏側と統一教会極秘報告書に記された衝撃の内容を詳しく報じている。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および1月15日(木)発売の「週刊文春」で読むことできる》



