身長156センチにして腕周り36センチ。小学校4年でアームレスリングの世界に飛び込み、中学3年生で全国大会優勝、2022年には全日本アームレスリング選手権大会“男子60kg級”に挑んで優勝した竹中絢音さん(26)。

 2023年の世界アームレスリング選手権大会“シニア女子55kg級”で優勝して世界王者になった彼女に、“腕周り36センチ”が日常生活に及ぼす影響、“男子60kg級”を制した際の思い、世界王者となった現在の目標などについて、話を聞いた。(全3回の3回目/最初から読む)

竹中絢音さん

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腕周りは36センチ、SNSの中傷はそんなに気にしない

――現在、腕周りはどれくらいあるのですか。

竹中 上腕が35~36センチで、前腕が30センチぐらいですね。左右であまり変わりません。

――同じ階級の女性選手の中でも、かなり太い方?

竹中 世界で見ても、たぶん1番か2番ぐらいですね。

――腕が太いことで、イヤなことを言われたりは。

竹中 同年代で言う人はいなかったですね。さっきお話ししたように、地元では私=アームレスリングと認知されていたので。いまさら何か言ってくる人はいなかったです。

 街中だと、たまに言われますね。夏場に半袖を着ていると、すれ違いざまに「うわ、すごい腕」みたいな。でも、私自身が周りを見ていないので、そんなに気にしないですね。

――「腕相撲やろうよ」や「腕、触ってもいい?」と絡んでくるような人もいそうですね。

竹中 いますね。でも、相手が知識のない人だと変な力の入れ方をして、腕が折れちゃうことが少なくないんです。それが怖いので、初対面の人は断ったりしますね。腕を触るのは「いいよ」って応えてます。腕に関しては、なにも気にしてないですし。

 

――SNSなどで誹謗中傷を受けることはあります?

竹中 多少はありますね。競技的なことを言われることもありますし、見た目のことも。例えば「女としての魅力がない」とか言われることもありますけど。でも、それは個人の好みの問題だし、知らない人から言われたところで、グサッと刺さったりすることはないです(笑)。