改札を抜けて駅前広場へ

 改札を抜ければ、駅の南北を結ぶ高架下の自由通路へ。「メイワン」という駅商業施設と直結していて、自由通路に面して土産物店や売店、ドトールコーヒーなどが並んでいる。

 

 北口の駅前広場に出て右手を見上げれば、高層ビルが天を衝いて聳えていた。浜松駅前の高層ビルは「浜松アクトタワー」という。高さは200mを超えており、三大都市圏以外では最も高いビルなのだとか。

 

 浜松駅前のシンボル・アクトタワーが右手に聳え、左手に見えるのは遠鉄百貨店。その間の駅前広場には、タクシーのりばや地下道を通った先のバス乗り場などがまとまっている。

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 そんな駅前広場に出て真正面で出迎えてくれるのは、「出世大名家康くん」。まあるい植栽を刈り込んだオブジェのようなキャラクターだ。

街のあちこちに家康くんが

 出世大名家康くんとは、もちろんかの神君・徳川家康公のことだ。家康は三河を手中に治めたのち、今川氏の領土だった遠江に侵攻。曳馬城に入ってその名を「浜松」に改めた。

 

 それから17年ほどは浜松城を拠点とし、城下の整備などにも力を尽くしたという。だからつまり、浜松の町もその名も家康さまさまというわけだ。

 とはいえ400年以上も前のこと、さすがにいまでも市民に愛されているかどうかはわからない。が、少なくとも浜松を語る上では避けて通れない偉人であることには違いない。

ご当地デパートと新浜松駅

 家康が浜松城に入ってから幾星霜、いまの浜松駅前も78万都市らしく実に賑やかだ。駅の脇にある遠鉄百貨店は、ご当地の私鉄・遠州鉄道の系列デパートだ。

 百貨店の裏手には、浜松市郊外に伸びる遠州鉄道線の新浜松駅もある。その中を抜けた先に広がっているのが、浜松の繁華街だ。

 
 

 モール街と呼ばれる商店街を北に進むと、鍛冶町通りという大通りと交差する。鍛冶町通り沿いにはザザシティ浜松という映画館も入る大きな商業施設が見える。

 

 ただ一方では広い空き地も目に留まる。駅のすぐ近くの超一等地。この空き地、いったい何なのでしょう……。