〈あらすじ〉

 舞台は近未来のアメリカ。貧富による分断が進み、下層の人々は日々苦しい生活を送っていた。唯一の娯楽は、巨額の賞金がかけられた暴力的なゲームショーのテレビ観戦。その放送局である“ネットワーク社”が、実質的に社会を牛耳っていた。

 スラム街に住む建設作業員のベン・リチャーズ(グレン・パウエル)は、理不尽な理由で解雇され、再就職もかなわない。そこで愛する妻と幼い娘のために賞金目当てでゲームショーのオーディションを受けることを決意。すると審査の結果、強い反骨精神と頑強な肉体を持つベンは、最も過酷なゲーム「ランニング・マン」の出場者に選ばれてしまう。

 ルールは簡単。30日間、5人の殺人ハンターから逃げきれば賞金10億ドルが得られる。ところが過去生存者はゼロ。さらにテレビ司会者ボビー・T(コールマン・ドミンゴ)が視聴者を煽り、ゲームは思わぬ展開に……。

ADVERTISEMENT

〈見どころ〉

 命がけの鬼ごっこのスリル、体を張った派手なアクション、現代風刺のきいた舞台設定。

捕まれば即死の30日間の鬼ごっこ 逃走型デスゲームアクション!
参加者たちが生き残りをかけて挑む“デスゲーム”。数々の話題作を生み出した、この大人気ジャンルの先駆けとなったスティーヴン・キングの伝説的小説を原作とするアクション大作。ネクストブレイクスターとして最注目の俳優グレン・パウエルが主演。

©2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved. 配給:東和ピクチャーズ
  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★☆☆☆エドガー・ライトはどうしたのだろう。好きな監督なのに、技に切れがなく、大ざっぱで、なによりも「本気」が感じられない。お仕事と割り切っているにせよ、暴力描写もうつろで、いつもの密度がない。仕切り直してほしい。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆バラエティ番組の捕まる恐怖じゃない。即死の覚悟だ。生き延びて賞金。殺して報酬金。殺すつもりで殺されるハンター。巻き添えで命を落とす一般人。殺人を娯楽にする管理社会はコントロール可能か。まずはご覧あれ。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★☆☆☆改めてキングの原作に立ち戻った意図はよく判るが、露骨に古さが前景化。デスゲーム物としての設計が余りに甘い。懐かしの『バトルランナー』主演のシュワちゃんにオマージュを捧げつつ、微妙なレトロフューチャー感満載。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆グレン・パウエルがスターとしてのカリスマ性を発揮するのを目撃。反面で中盤以降から謎に終わる。いつものライト監督らしい楽しさがミュート、制御された気がする。何かを示唆しているとすればハリウッド映画への怠慢?

  • 今月のゲスト
    岡本真帆(歌人)

    ★★★★☆次は何が起こるのかと、ずっとわくわくしていた。車での逃走シーンと、協力者宅での反撃シーンが最高! 度胸と知恵のある主人公のキャラクターが魅力的。グレン・パウエルの表情に魅了され、彼のファンになっていました!

     

    おかもとまほ/1989年生まれ、高知県出身。東京と高知の二拠点生活を送りながら、歌人、作家として活躍中。著書に、歌集『水上バス浅草行き』『あかるい花束』、エッセイ集『落雷と祝福』などがある。

  • 最高!今すぐ劇場へ!★★★★★
  • おすすめできます♪★★★★☆
  • 見て損はない。★★★☆☆
  • 私にはハマりませんでした。★★☆☆☆
  • うーん……。★☆☆☆☆
危険な番組への参加をしぶるベンに、プロデューサーのダン・キリアン(ジョシュ・ブローリン)は、「君ならスターになれる」などと口説き文句を並べる。
©2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved. 配給:東和ピクチャーズ
INFORMATIONアイコン

『ランニング・マン』
監督:エドガー・ライト(『ベイビー・ドライバー』)
原作:スティーヴン・キング
2025年/米/原題:THE RUNNING MAN/133分
1月30日(金)~
https://the-runningman-movie.jp/