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実には彼女には「アリバイ」があった
7月30日、山田さんは不当な人権侵害を受けたとして、兵庫県と国を相手取り国家賠償請求訴訟を提起。9月23日、神戸地検尼崎支部が正式に彼女を不起訴処分とする。
そもそも、Sくんが亡くなったとされる3月19日の20時ごろ、山田さんは19時半ごろから20時15分ごろまで学園管理棟内の建物で園長や他の保育士らとMさん捜索のための相談をしており、アリバイが成立していた。
また、遺体が見つかった浄化槽の中からは爪切り、歯ブラシ、鉄の「ボルト、ピアノのキー、ブローチ、靴など種々様々なものが発見されており、これは日ごろから園児がふざけてマンホールを開け、ものを投げ入れていたことを示すものだった。
こうして日常生活を取り戻した山田さんは支援者の男性と結婚。子宝に恵まれたが、彼女の本当の闘いはここから始まる。