「国会で地元のために何をしてきたのか、仕事ぶりを見ていただけたのかな」

 そう語ったのは福井2区から無所属で出た斉木武志氏(51)。自民党から追加公認が発表されたが――。

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300議席超えの大勝利となった自民党 ©時事通信社

出馬断念も…県連の不満が爆発

「斉木氏は昨年、日本維新の会を除名され無所属となり、高市早苗首相の首班指名に協力。11月に自民党会派に入った。今回、党福井県連に公認申請を出したが通らず、無所属で党本部からの『支持』を受ける形で出馬した」(地元記者)

 背景には、党本部の地元県連への配慮があった。

「県連は高市首相の義理の息子の山本建県議の公認を党本部に上申するも、世襲批判の恐れなどもあり見送られた。山本氏は無所属での出馬を表明し、斉木氏との保守分裂が予想されたが、古屋圭司選対委員長や鈴木俊一幹事長に説得され、出馬を断念したのです」(同前)

党本部への不満を漏らした山本氏 ©時事通信社

 また斉木氏はかつて「原発ゼロ」を掲げた希望の党から出馬した経歴もある。手の平を返すように自民党に(おもね)る姿勢も批判された。

 県連の不満は、ある人物の発言で爆発した。

「2月3日、古屋氏が斉木氏の応援に入り『支持も公認も同じ』『私が責任を持って、自民党らしい政治家に育てていきます』と、追加公認の意向を示したのです。支持すら地元の納得を得ていない中、地元議員らの神経を逆撫でする発言でした」(県連関係者)

 2日後、福井2区内の支部長の連名で、高市首相ら宛に「斉木氏の自民党入りを回避」するよう「要望書」が提出された。連名の中には、何と鯖江市支部長として山本氏の名前まである。

《この続きでは、要望書の中身や建氏への直撃など異例の“母子喧嘩”を詳報している。記事全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および2月12日(木)発売の「週刊文春」で読むことできる》

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