日本の大学教授がエプスタインに送ったメール
ファイルに名前が登場する日本人、伊藤穰一(千葉工業大学学長、現在59歳)がエプスタインに送信したメールも同様だ。
2013年に伊藤がエプスタインに送信したメールは件名が「Japan/dogs」、本文には「日本と犬の近況を伺っています。(ええ、もう頭の中は犬だらけなんです。)」などとある。「犬」が何を指すのかは不明だ。
「MITを率いたテクノロジーの伝道師」と呼ばれ、当時米国に在住していた伊藤は、2019年エプスタインが刑務所内で死亡したすぐ後にMIT(マサチューセッツ工科大学)の教授およびMITメディアラボ所長を辞任した。エプスタインから、メディアラボに52万ドル、伊藤自身の個人投資ファンドに120万ドルの資金提供を受けていたためである。辞任に先立っては、メディアラボのHP上で謝罪文を公表し、話題となっていた。
「彼の恐ろしい行為については…」
謝罪文では、エプスタインから資金援助を受けたことについて「私の判断ミス」「深くお詫びする」などと述べ、一連の性的虐待事件については、「彼の恐ろしい行為については一切関与しておらず、彼が話すのを聞いたことも、何らかの形跡を見たこともない」としている。
エプスタインとMITのつながりについては同大学の学生メディア、The Techが追及しており、エプスタイン・ファイルには伊藤だけでなく、元MIT学長ラファエル・ライフを筆頭に多くの名がある。また、The Techは伊藤がエプスタインとメールで個人的にジョークをやり取りする仲だったことも報じている。

